[PowerShell][基本] 配列変数について

本記事の概要

PowerShellには、複数の値を格納することができる配列変数があります。配列変数は、複数の値を格納するために使用され、配列内の各値はインデックスによってアクセスすることができます。

この記事では、配列変数の基本について説明します。

 

配列変数の宣言

以下は、配列変数を宣言する方法です。

$myArray = @("value1", "value2", "value3")

 

配列要素へのアクセス

さきほどの例では、$myArray という名前の配列変数が宣言され、3つの値が含まれています。

配列内の値にアクセスするには、インデックスを指定します。最初の要素のインデックスは0で、以降の要素は順番にインデックスを増やしてアクセスします。

PS> $myArray[0] 
"value1"
PS> $myArray[1] 
"value2"
PS> $myArray[2] 
"value3"

 

配列に要素を追加する

配列変数に新しい値を追加するには、+= 演算子を使用します。

$myArray += "value4"

 

要素数をカウントする

配列内の要素数を取得するには、Count プロパティを使用します。

PS> $myArray.Count 
4

 

配列の要素を反転する

配列の要素の順番を反転させるには、Reverse メソッドを使用します。

$myArray.Reverse()

 

配列をソートする

配列をソートするには、Sort メソッドを使用します。配列の要素がアルファベット順にソートされます。

$myArray.Sort()

 

配列をフィルタリングする

配列をフィルタリングするには、Where-Object コマンドレットを使用します。

$myArray | Where-Object { $_ -ne "value2" }

上記の例では、$myArray 配列から “value2” という値を除外した新しい配列が作成されます。

 

まとめ

配列変数は、PowerShellスクリプトで頻繁に使用されます。上記の例を参考にして、配列変数を宣言し、様々な操作を行ってみてください。

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