PowerShell Core も他の言語と同様に関数を作成することができます。
関数とは、ある処理のまとまりに名前をつけ、再利用を可能にするものです。
今回は、関数の基本的な作成方法と、利用方法について説明をします。
関数作成の基本
早速ですが、関数の基本書式を以下に示します。
function 関数名 { ステートメント : ステートメント }
関数の作成例
以下に関数の作成例を示します。
Say-Hello という関数を定義する例です。
function Say-Hello { Write-Host "こんにちは" }
上記の関数の定義は、コマンドプロンプト(またはターミナル)で以下のように入力します。
定義した関数の実行
上記で定義した関数は、Say-Hello と入力さえすれば、何度でも実行することができます。
注意事項
ターミナル上で定義した関数は、何度でも実行することができますが、ターミナルを閉じてしまうと関数の定義そのものが消えてしまいます。
よく使用する関数は、スクリプトファイルに登録をしておくことをお勧めします。
スクリプトファイルに登録する以外にも、ターミナル起動時に関数の定義を読み込む方法があるのですが、これについては別の記事で紹介することとします。
コメント
[…] 前回の記事では PowerShell Core における基本的な関数の作成方法と使用方法について説明しました。 […]