ConvertTo-Json コマンドレット や ConvertFrom-Json コマンドレットを使用することで、JSON ファイルに変換したり、JSONデータを読み込む方法について説明をしました。
今回は、Test-Json コマンドレットを使用して、取り扱うデータが JSON データとして有効かどうをか判断する方法について説明をします。
Test-Json の書式
Test-Json の書式は以下の通りです。
Test-Json [-Json] <string> [[-Schema] <string>] [<CommonParameters>]
Test-Json で JSON データとして有効化を判断する
以下のように、$json 変数に JSON データが代入されているとします。
PS > $json = '{
>> "Name": "HIRO",
>> "Birthday": "1972/6/19",
>> "Age": 47
>> }'
この $json を Test-Json を使用して確認をすると、以下のように True を返します。
True は、JSON データとして有効であることを示します。
PS > Test-Json $json True
続いて False が返されるパターンについても確認をしてみましょう。
先ほどの $json を以下のように編集して、JSON としては無効なデータにしてみます（キーと値の間の「:」を削除しています）。
PS > $json = '{
>> "Name" "HIRO",
>> "Birthday" "1972/6/19",
>> "Age" 47
>> }'
この $json を Test-Json を使用して確認をすると、以下のように エラーメッセージと False を返します。
PS > Test-Json $json Test-Json: Cannot parse the JSON. False
連想配列のデータが JSON ファイルに変換できるかを確認するには？
連想配列データが JSON データに変換可能かを確認する例を以下に示します。
連想配列そのものは JSON データではありませんので、一度 ConvertTo-Json を使用して JSON に変換し、パイプで Test-Json に渡してチェックをします。
PS > $json = @{Name="HIRO"; Age=47; Birthday="1972/6/19"}
PS > ConvertTo-Json $json | Test-Json
True
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