[PowerShell][基本] for 文

本記事の概要

PowerShellには、for 文を使用して、繰り返し処理を行うことができます。

この記事では、for 文の使用方法について説明します。

 

for 文の使用方法

for 文は、特定の回数だけコードを繰り返す場合に便利です。

以下は、for 文を使用した例です。

# 1 から 5 までの数値を順に表示する
for ($i=1; $i -le 5; $i++) {
    Write-Host $i
}

# 配列の各要素を順に表示する
$fruits = @("apple", "banana", "orange", "grape")
for ($i=0; $i -lt $fruits.Length; $i++) {
    Write-Host $fruits[$i]
}

上記の例では、for 文を使用して、特定の回数だけコードを繰り返す方法を示しています。

最初の例では、1 から 5 までの数値を順に表示しています。$i の初期値は 1 で、$i が 5 以下の場合は繰り返し処理を行います。$i をインクリメントすることで、次のループのために新しい数値を使用します。

2番目の例では、配列の各要素を順に表示しています。$fruits 配列の長さを取得し、$i が配列の長さ未満の場合は繰り返し処理を行います。$i をインクリメントすることで、次のループのために新しいインデックスを使用します。

また、PowerShellには foreach 文もあり、for 文と同様に繰り返し処理を行うことができます。ただし、foreach 文はコレクションに対して繰り返し処理を行うのに対し、for 文は回数に対して繰り返し処理を行います。以下は、foreach 文を使用した例です。

 

# 配列の各要素を順に表示する
$fruits = @("apple", "banana", "orange", "grape")
foreach ($fruit in $fruits) {
    Write-Host $fruit
}

上記の例では、foreach 文を使用して、配列の各要素を順に表示しています。$fruit は、各ループで配列の次の要素に自動的に設定されます。

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