前回に引き続き、コマンドレットの使用方法を調べる方法です。
前回、コマンドレットの使用方法を調べるには Get-Help コマンドレットを使用するということを説明しました。
また、詳細説明を調べるには パラメータ -Detailed を使用することも説明しました。
詳細説明は長すぎるために、たいていのものは1画面に収まりきらず、ダラダラと表示されてしまいます。
これを1画面ずつ停止させながら参照するには More コマンドを使用します。
たとえば、Get-Date の詳細説明を1画面ずつ参照するには、次のように入力します。
Get-Help Get-Date -Detailed | More
-Detailed と More の間にあるも「|」はパイプと呼びます。
Moreコマンドを使用すると、1画面表示した後に 「–More –」 と表示されることがわかります。
続きを読みたい場合には、[Enter]キーを押します。また途中で止めたい場合には[Ctrl]+[C]キーを押します。
さて、ここでもう1つヘルプに関するコマンドを紹介します。
それは Help コマンドです(実際にはFunctionと呼ばれるものですが、Functionについては改めてこの連載で紹介します)。
Helpコマンドは Get-Help コマンドに Moreを追加した働きをします。
たとえば
Help Get-Date -Detailed
と入力すると、先ほどの
Get-Help Get-Date -Detailed | More
と同じ動作をします。
入力数が少なくてすみますし、Moreもついていますのでとても便利です。
是非活用してみてください。
コメント