Invoke-Historyコマンドレット

今日はInvoke-Historyコマンドレットについてまとめてみました。

コマンドレット名

Invoke-History

エイリアス

ihy
r

説明

コマンド実行履歴からコマンドを実行します。Get-History コマンドレットを使用して取得したコマンドを Invoke-History に渡すか、コマンド実行履歴のIDを指定して実行を行います。

下記のように、パラメータなしで Invoke-History コマンドレットを実行すると、最新のコマンドを実行します。

PS > Invoke-History

書式

Invoke-History [[-iD] <string>] [-whatIf] [-confirm] [<CommonParameters>]

パラメータ
-iD <string>
履歴内のコマンドを実行します。履歴のIDを指定するか、コマンドの先頭文字をいくつか指定します。
文字を入力した場合は、最新の履歴から一致するものを探して実行します。
ID番号を指定する場合、Get-History コマンドレットで確認することができます。

–––––––––– -iD パラメータの使用例1 ––––––––––

PS > Invoke-History -id 1

このコマンドを実行すると、Get-History コマンドレットで確認可能な履歴のIDが1のコマンドを実行します。

–––––––––– -iD パラメータの使用例2 ––––––––––

PS > Get–History

  Id CommandLine
  – –––––––––––
   1 Get–Help Invoke–History –Detailed
   2 Get–History
   3 Get–Help Invoke–History –Detailed
   4 Get–Help Invoke–History –Detailed
   5 cls
   6 Get–History
   7 Get–ChildItem
   8 Dir
   9 Get–Content C:\Work\Test.txt

PS > Invoke–History –iD cl

はじめに Get-History コマンドレットで現時点までの履歴を確認しています。
次に、Invoke-History コマンドレットで-iD パラメータに文字 "cl"を指定すると、IDが5のコマンド "cls"がヒットするので、 clsコマンドを実行します。

 

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