本記事の概要
この記事では、Get-Date コマンドの Add メソッドを使用して、日時分秒を加減算する方法について説明します。
Get-Date コマンドについての公式サイト情報はコチラを参照してください。
1回の操作で日時分秒を加減算するには?
Get-Date コマンド の Add メソッドを使用すると、現在時刻に日、時、分、秒の加減算をすることができます。Add メソッドの引数には New-TimeSpan コマンドで作成した値を指定します。
構文は以下の通りです。
(Get-Date).Add(New-TimeSpan で作成した時間間隔)
New-TimeSpan コマンドの基本
先に、New-TimeSpan の使い方を確認しましょう。
Get-Date の Add コマンドで加減算をする値を作成するときは、New-TimeSpan の -Days,
-Hours, -Minutes, -Seconds, -Millisecond のプロパティを使用します。全てのプロパティを使用する必要はありません。加減算に必要なプロパティ値のみで構いません。
以下に例を示します。
この例では、1日と2時間後の時間間隔を作成するために、-Days プロパティと -Hours プロパティを使用しています。
New-TimeSpan -Days 1 -Hours 2
Get-Date コマンドの Add メソッドを使用した日時分秒の加減算例
上記を踏まえた例を以下に示します。
この例では、現在時刻に対して1日と2時間後の日時を求めます。
以下に例を示します。
PS > Get-Date 2023年1月13日 16:38:58 # ←現在の日時 PS > $timespan = New-TimeSpan -Days 1 -Hours 2 PS > (Get-Date).Add($timespan) 2023年1月15日 18:38:58 # ←1日と2時間を加算した日時
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