Import-GPO
バックアップしていたGPOをインポートするには Import-GPOコマンドレットを使用します。
指定したGPOにインポートする
バックアップしておいたGPOを指定した既存のGPOにインポートするにはTargetNameパラメーターとPathパラメーターを使用します。
TargetNameパラメーターにはインポート先となるGPO名称を、PathパラメーターにはバックアップしておいたGPOがあるパスを指定します。
下記は、バックアップしておいたScreenSaverPolicyというGPOをSSPというGPOにインポートする例です。
Import-GPO -BackupGpoName ScreenSaverPolicy -TargetName SSP -Path C:\GPOBackup
インポートが完了すると、どこに何時にインポートしたのかといった情報が表示されます。
インポートするときにGPOを作成する
先ほどの例では、バックアップから既存のGPOにインポートを行いました。
CreateIfNeededスイッチパラメーターを利用すると新しいGPOを作成してインポートをすることが可能です。
下記はバックアップからインポートするときに新しいGPOを作成する例です。
SSPというGPOを作成してインポートを行います。
Import-GPO -BackupGpoName ScreenSaverPolicy -TargetName SSP -Path C:\GPOBackup -CreateIfNeeded
次回は新しいGPOを作成するコマンドレットについて紹介する予定です。
コメント