PowerShell ISEでは[F1]キーを押すと、ローカルあるヘルプファイル(グラフィカル版)を表示します。([V2 CTP3]PowerShell ISEヘルプを表示する方法を参照ください)
PowerShell ISEを操作する自動変数$psISEにローカルヘルプの有効と無効を切り替えるプロパティがあることがわかりました。
$psISE.Options.LocalHelp
というプロパティです。このプロパティに $FALSE をセットすると、ローカルのヘルプが無効となり、代わりにオンラインヘルプが有効となります。(ただし英語ですが)
$psISE.Options.LocalHelp = $FALSE
この状態でPowerShell ISEのエディタ上で何かコマンドレットを選択し[F1]キーを押すと、該当するコマンドレットのオンラインヘルプを参照することができるようになります。
常に最新のヘルプを参照したい方におすすめです。
ちなみに元に戻す場合には、先ほどのプロパティに$TRUEをセットしてください。
$psISE.Options.LocalHelp = $TRUE
せっかくなので、カスタムメニューからオンラインヘルプの有効と無効を切り替えられるようにしてみたいと思います。(PowerShell ISEにカスタムメニューを追加する方法もぜひ参照ください)
$psISE.CustomMenu.SubMenus.Add("オンラインヘルプ有効",{$psISE.Options.Localhelp=$FALSE}, $NULL) $psISE.CustomMenu.SubMenus.Add("オンラインヘルプ無効",{$psISE.Options.Localhelp=$TRUE}, $NULL)
上記を実行すると、カスタムメニューが追加されます。
あとは、「オンラインヘルプ有効」をクリックするとオンラインヘルプが、「オンラインヘルプを無効」をクリックすると、ローカルヘルプが有効になります。
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