[PowerShell][Out-File] Out-FileでCSVファイルを作成する方法

概要

Out-Fileコマンドは、PowerShellでファイルを作成して内容を出力するために使用されるコマンドです。CSVファイルを作成するためにも使用できます。CSVファイルは、コンマで区切られたテキストファイルで、データを簡単に保存・転送できるため、多くのプログラムで使用されます。

構文

Out-File -FilePath "ファイルパス" -InputObject "データ" 
  -Encoding "文字エンコーディング"

FilePath: CSVファイルの保存先パスを指定します。
InputObject: CSVに出力するデータを指定します。配列、ハッシュテーブル、変数、または文字列を指定できます。
Encoding: CSVファイルの文字エンコーディングを指定します。デフォルトはUTF8ですが、Shift-JISなどの文字コードも指定できます。

Out-FileでCSVファイルを作成する例

以下の例では、ハッシュテーブルからCSVファイルを作成します。

# ハッシュテーブルの作成
$data = @{Name="John"; Age=30; City="Tokyo"}, @{Name="Mary"; Age=25; City="Osaka"}

# CSVファイルに出力
$data | ConvertTo-Csv -NoTypeInformation | Out-File -FilePath "C:\sample.csv" -Encoding UTF8

上記の例では、ハッシュテーブルを作成して、ConvertTo-CsvコマンドレットでCSVに変換し、Out-Fileコマンドレットでファイルに保存しています。保存先のファイルパスやエンコーディングは、必要に応じて変更できます。

CSVファイルの作成には、ConvertTo-Csvコマンドレットを使用する方法もありますが、Out-Fileコマンドレットを使用することで、作成と保存を一度に実行できます。

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