概要
PowerShellでスクリプトを作成する際、処理時間を計測することが必要な場合があります。そこで今回は、Measure-Commandコマンドを使って、PowerShellスクリプトの処理時間を計測する方法についてご紹介します。
構文
Measure-Commandコマンドの構文は以下の通りです。
Measure-Command [-Expression] [-InputObject <PSObject[]>] [-AsJob] [-TotalMilliseconds] [-HideComputerName] [-OutVariable ] [-OutBuffer ]
使用例
以下の例では、1秒間スリープした後、”Hello, World!”を表示するPowerShellスクリプトをMeasure-Commandコマンドで計測しています。
Measure-Command { Start-Sleep -Seconds 1 Write-Host "Hello, World!" }
上記のコマンドを実行すると、以下のような結果が得られます。
Days : 0 Hours : 0 Minutes : 0 Seconds : 1 Milliseconds : 1 Ticks : 10001872 TotalDays : 1.15735462962963E-05 TotalHours : 0.000277208888888889 TotalMinutes : 0.0166325333333333 TotalSeconds : 0.9971316 TotalMilliseconds : 997.1316
ポイント
Measure-Commandコマンドを使って、PowerShellスクリプトの処理時間を計測することで、スクリプトの最適化に役立ちます。処理時間が長い場合は、改善することでスクリプトの実行時間を短縮できます。
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