[PowerShell][基本] 比較演算子

本記事の概要

PowerShellでは、比較演算子を使用して、値や式を比較することができます。

この記事では、比較演算子の使用方法について説明します。

-eq

-eq は 左辺と右辺の値が等しい場合に True を返します。

PS> $a = 10
PS> $b = 5
PS> $a -eq $b 
False

-ne

-ne は左辺と右辺の値が異なる場合に True を返します。

PS> $a = 10
PS> $b = 5
PS> $a -eq $b
False

-gt

-gt は 左辺の値が右辺の値よりも大きい場合に True を返します。

PS> $a = 10
PS> $b = 5
PS> $a -gt $b 
True

-lt

-lt は 左辺の値が右辺の値よりも小さい場合に True を返します。

PS> $a = 10
PS> $b = 5
$a -lt $b
False

-ge

-ge は左辺の値が右辺の値以上の場合に True を返します。

PS> $a = 10
PS> $b = 5
PS> $a -ge $b 
True

-le

-le は左辺の値が右辺の値以下の場合に True を返します。

PS> $a = 10
PS> $b = 5
PS> $a -le $b
False

-like

-like は左辺の文字列が、右辺の文字列に一致する場合に True を返します。右辺の文字列にはワイルドカードを使用することができます。

PS> $str1 = "Hello, world!" 
PS> $str1 -ilike "*hello*"
True

-notlike

-notlike は左辺の文字列が、右辺の文字列に一致しない場合に True を返します。右辺の文字列にはワイルドカードを使用することができます。

PS> $str3 = "Hello, PowerShell!"
PS> $str3 -notlike "*power*" 
False

-match

-match は左辺の文字列が、右辺の正規表現に一致する場合に True を返します。

PS> $str3 = "Hello, PowerShell!"
PS> $str3 -match "power" 
True

-notmatch

-notmatch は左辺の文字列が、右辺の正規表現に一致しない場合に True を返します。

PS> $str3 = "Hello, PowerShell!"
PS> $str3 -notmatch "power" 
False