[PowerShell V2 CTP3]PowerShell ISEの各ペイン設定

PowerShell ISEでは、各ペインの背景色およびフォント色を変更することが可能です。

色の指定は、色を表す文字列(”RED”や”BLUE”)での指定の他に、ARGB値による指定が可能です。
ARGB値の指定は2重引用符で括り、”#AARRGGBB” のような指定を行います。 (ARGBは各2桁で16進数で指定)


スクリプトペインの設定

スクリプトペインの背景色を変更する

$psISE.Options.ScriptPaneBackground = "RED"


アウトプットペインの設定

アウトプットペインは、背景色、フォント色、文字表示箇所の背景色の3種類の設定を行うことができます。

$psISE.Options.OutputPaneBackground = "BLUE" 
$psISE.Options.OutputPaneForeground = "RED" 
$psISE.Options.OutputPaneTextBackground = "YELLOW"


コマンドペインの設定

コマンドペインの背景色を設定する

$psISE.Options.CommandPaneBackGround = "YELLOW"


各ペインの設定を既定値に戻す

各ペインの設定を規定値に戻すには下記のようにします。

$psISE.Options.RestoreDefaults()

トークンカラーを変更する

トークンカラーとは、スクリプトペインとコマンドペインに表示する文字色のことです。

コメントやコマンドレットなどの単位で色を指定することが可能です。

このためにスクリプトペインとコマンドペインには一括してフォント色を設定できるプロパティはありません。

トークンカラーの指定は下記のようにして行います。

コメントを青色に変更する

$psISE.Options.TokenColors["COMMENT"] = "BLUE"

指定可能なトークンは下記の通りです

Token Color名 説明 既定色
Attribute 属性 Light Blue
Command コマンド Blue
Command Argument コマンド引数 Blue Violet
Command Parameter コマンドパラメータ Navy
Comment コメント Dark Green
Group End グループの終わり Black
Group Start グループの始まり Black
Keyword キーワード Dark Blue
Line Continuation 行継続 Black
Loop Label ループラベル Dark Blue
Member メンバ Black
New Line 改行 Black
Number 数値 Purple
Operator 演算子 Dark Gray
Statement Separator ステートメントセパレータ Black
String 文字列 Dark Red
Type Teal
Unknown phrase 不明句 Black
Variable 変数 Orange Red

フォントサイズとフォントの変更

下記のようにしてフォント名とサイズを変更すると、全ペインに反映されます。

$psISE.Options.FontName ="Arial"
$psISE.Options.FontSize = "20"

[PowerShell V2 CTP3]PowerShell ISEからオンラインヘルプを参照する方法

PowerShell ISEでは[F1]キーを押すと、ローカルあるヘルプファイル(グラフィカル版)を表示します。([V2 CTP3]PowerShell ISEヘルプを表示する方法を参照ください)

PowerShell ISEを操作する自動変数$psISEにローカルヘルプの有効と無効を切り替えるプロパティがあることがわかりました。

$psISE.Options.LocalHelp

というプロパティです。このプロパティに $FALSE をセットすると、ローカルのヘルプが無効となり、代わりにオンラインヘルプが有効となります。(ただし英語ですが)

$psISE.Options.LocalHelp = $FALSE

 

この状態でPowerShell ISEのエディタ上で何かコマンドレットを選択し[F1]キーを押すと、該当するコマンドレットのオンラインヘルプを参照することができるようになります。

常に最新のヘルプを参照したい方におすすめです。

ちなみに元に戻す場合には、先ほどのプロパティに$TRUEをセットしてください。

$psISE.Options.LocalHelp = $TRUE

せっかくなので、カスタムメニューからオンラインヘルプの有効と無効を切り替えられるようにしてみたいと思います。(PowerShell ISEにカスタムメニューを追加する方法もぜひ参照ください)

$psISE.CustomMenu.SubMenus.Add("オンラインヘルプ有効",{$psISE.Options.Localhelp=$FALSE}, $NULL)
$psISE.CustomMenu.SubMenus.Add("オンラインヘルプ無効",{$psISE.Options.Localhelp=$TRUE}, $NULL)

上記を実行すると、カスタムメニューが追加されます。

あとは、「オンラインヘルプ有効」をクリックするとオンラインヘルプが、「オンラインヘルプを無効」をクリックすると、ローカルヘルプが有効になります。

[V2 CTP3]PowerShell ISEの画面構成

PowerShell V2 CTP3にはWindows PowerShell ISE(Integrated Scripting Environment)なるものがついてきます。

これはCTP2まではGraphical Windows PowerShellと呼ばれていたものです。

下図を見ていただければわかるとおり、グラフィカルなPowerShell環境となっています。

1:メニューバー
2:スクリプトペイン
ここでスクリプトを編集することができます。編集したスクリプトはスクリプトファイルとして保存することができます。
残念ながらIntellisense機能は搭載されていませんが、Tabキーによる補間が可能です。
3:アウトプットペイン
2:スクリプトペインに入力したスクリプトの実行結果や4:コマンドペインに入力したコマンドの実行結果を表示します。
4:コマンドペイン
ここに実行するコマンドを入力します。
5:サイズ変更スライダ(正式名称わかりません)
このスライダを左右に移動することによって、PowerShell ISEに表示される文字サイズを変更します。