[PowerShell Core 入門] 論理演算子

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PowerShell Core も他のプログラミング言語と同様に論理演算子を使用することができます。

論理演算子とは、式と式を結んで評価するための演算子で、if 文 や while 文の条件式などの条件式と一緒に使用します。

論理演算子の種類

PowerShell Core における論理演算子の種類を以下に示します。

PowerShell C# 説明
-and && 論理積を表します。両方のステートメントが True の場合に、式全体が True になります。
-or || 論理和を表します。どちらか一方のステートメント または 両方のステートメントが True の場合に、式全体が True になります。
-xor ^ 排他的論理和を表します。一方のステートメントが True で、もう一方のステートメントが False の場合に、式全体が True になります。
-not または ! ! 論理否定を表します。演算子の後ろに続くステートメントを否定します。

論理演算子の構文

論理演算子の構文を以下に示します。

ステートメント {-and | -or | -xor} ステートメント
{! | -NOT} ステートメント

-and の使用例

-and 演算子は「かつ」を表します。

例えば「変数 x は2以上 かつ 変数 x は5以下」の場合は以下のように書きます。

>$x = 3

if ( ($x -ge 2) -and ($x -le 5) ) {
  Write-Host "True"
} else {
  Write-Host "False"
}

-or の使用例

-or 演算子は「または」を表します。

例えば「変数 x は5以上 または 変数 x は2以下」の場合は以下のように書きます。

$x = 7

if ( ($x -ge 5) -or ($x -le 2) ) {
  Write-Host "True"
} else {
  Write-Host "False"
}

-xor の使用例

-xor 演算子は「一方のステートメントが True で、もう一方のステートメントが False の場合に、式全体が True」を表します。

例えば「変数 x は2以上」で「変数 x は5以下」の排他的論理和を表すには以下のように書きます。

$x = 7

if ( ($x -ge 2) -xor ($x -le 5) ) {
  Write-Host "True"
} else {
  Write-Host "False"
}

-not または ! の使用例

-not 演算子は「後続のステートメントを否定」します。

例えば「変数 x」を否定する場合は以下のように書きます。

$x = false

if ( -not $x ) {
  Write-Host "True"
} else {
  Write-Host "False"
}

まとめ

論理演算子は if 文などの条件式でよく使用します。

これを機会に是非マスターしましょう。

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