PowerShell V3のISEには標準でインテリセンス機能が搭載されています。
インテリセンスに表示されたメンバは[↑][↓]キーで選択し、[Tab]キーか[Enter]キーで決定します。
それでは、どのようにインテリセンスが働くのかを見ていきましょう。
・コマンドレット入力時
PowerShellを普段使用されている方は既にご存じだとは思いますが、コマンドレットは「動詞-名詞」という命名規則を持っています。
PowerShell ISEで「動詞-」までを入力するとインテリセンス機能が動作します。
たとえば「Get-」までを入力すると、下図のようにインテリセンス機能が働きます。
・.NET Frameworkのクラス使用時
.NET Frameworkのクラスを使用するときにもインテリセンス機能が働きます。
たとえばMathクラスを使用する場合は「[Math]::Abs」のように入力しますが、PowerShell ISEでは「Math]::」まで入力すると、Mathクラスが持つメンバがインテリセンスに表示されます。
・名前空間入力時
.NET Frameworkの名前空間入力時にもインテリセンス機能が働きます。
たとえば「System.」まで入力するとインテリセンス機能が働きます。
インテリセンス機能は非常に便利ですね。
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